不妊治療へのステップアップ

May 12, 2017

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不妊治療へのステップアップ

Posted in : Uncategorized on by : rin983ul

「私に、体外受精以外に子どもを授かる方法がなければ、なんの迷いもなく体外受精を選択する」(ルイーズ·ブラウン)ルイーズ·ブラウンさんは、1978年、世界で最初の体外受精児として、この世に生を受けました。

当初、「試験管ベイビー」というネーミングで、センセーショナルな報道をされた彼女でしたが、時は流れていまから数年前、イギリス!BBC放送のインタビューに対して、このように明確に回答した彼女の姿を私は忘れることはできません。

私はこれまでに3000名を超える不妊に悩むカップルの相談に応じてきました。

そして、そのなかには体外受精(IVF)などの高度生殖医療を経験された方も多く、その数は年を追うごとに増えてきています。

さらに私が不妊治療へのステップアップをすすめ、その結果、一般的な不妊治療で、そして体外受精などの高度生殖医療で妊娠される方も本当に増えてきました。

多くの不妊のカップルと接して、その経験からの自分なりの答えを、2つのサイトによってみなさんにお伝えしました。

そして本当にたくさんの読者の共感を得ることができました。

カップルのなかにいまだ目覚めずにある「妊娠する潜在能力=妊娠体質」を導き出せればということが、これらのサイトの大きなテーマでした。

しかしながら、子どもを望んで夫婦生活をおこなっても、どうしても授かることができないカップルが多くいることは、紛れもない事実ですし、タイミング指導や人工授精などの一般的不妊治療を経験されていても妊娠に至らないケースはたくさんあります。

そして私は、体外受精をはじめとする高度生殖医療が視野に入った不妊に悩むカップルが、それをどのようにとらえるべきなのかずっと考えてきました。

さらに、私のもとに次々と届く高度生殖医療経験者からのメールは、私にこれを前向きにとらえる手がかりを与えてくれました。

*やっと妊娠の報告をすることができます。

先生にお会いしたとき、32歳だった私も今月で36歳になります。

そしてもうすぐ、ようやく、母になります。

*体外受精で、なかば力ずくのように妊娠したのですが、それでもやはり赤ちゃんは、天からの授かりものだという感じがしてなりません。

*いまは、わが子に会えるのが本当に楽しみです。

生まれてきた子を見て抱いてはじめて、自分の不妊治療が終わったと思えるような気がしています。

不妊治療には大きな精神的ストレスがかかりますが、高度生殖医療は、その前段階までの治療に比べてさらに大きなストレス、肉体的、経済的負担がかかります。

しかし、それを受けなければ妊娠に至ることがなかったカップルが大勢いる事実は否定できません。

いまや体外受精は「特別なこと」ではないのです。

このサイトでは、高度生殖医療の実際と、それをどう考え、どのような心構えを持って臨めばよいのかを、たくさんの実例をもとに述べてみたいと思います。

体外受精や顕微授精などの高度生殖医療は、普通に起こるべき妊娠の不思議すばらしいシステムのごく一部を、人の手を介してするだけ、生命の誕生の神秘にはなんの変わりもないのです。

そして、この医療には、解決されるべきあまりに多くの問題が残されていることも率直に語りかけたいと思います。